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2020年11月3日火曜日

#27

 知っておくべきレイヤリング!


 アウトドアウェアに求められてくる効果は、速乾性と保温性であり、山での体温調整を行う上で重要な機能です。また、適切なサイズを選ばないと衣類の性能を発揮できないので念入りにサイズを選ばないといけない。


 屋外での活動は「レイヤリング」が重要である。つまり、重ね着をするということで、体温調節を容易にすることができます。

  • ベースレイヤー
  • ミドルレイヤー
  • アウター

 この3つが重要な要素になっています。機能を発揮させるために適切な衣服を選ぶようにしましょう。では、それぞれどういったものかを紹介します。


ベースレイヤー

 ベースレイヤーは、土台という意味で用いられます。

汗を素早く吸水拡散し汗冷えを防ぐ。素早く汗を吸水拡散して肌をドライに保つことと、保温性の確保が主な目的です。気象条件、発汗量や運動量などに応じて選択します。(mont-bellから引用)

1番肌に密着する衣服ですから汗を放出できる衣類でなければいけません。汗が乾かないと冷えるといったことや不快感などが起こりますのでいい機能のものを買った方が良いです。下着なども含まれます。









ミドルレイヤー

 中間着とも言い、保温の役割を果たします。

保温性を確保しながらウエア内をドライに保つ。
行動中に着用する「行動着」、休憩中や気温の低いときに羽織る「保温着」があります。主に保温性の確保が目的となりますが、気象条件や発汗・運動量などに応じ、汗をスムーズに透過させる通気性や速乾性も大切なポイントになります。(mont-bellから引用)

フリースが有用ですが夏場などは必要が無いことが多いです。ベースレイヤーの上に寒ければアウターを着るようなこともできます。薄手のダウンは汗を吸収してしまうらしいのであまり良く無いようです。中間着にも速乾性が求められてくるようです。



mont-bell ミッテルレギ セーター Men's







アウター

風や冷気から身を守る衣類でレインウェアでの代用も可能です。

雨・風・雪などから体を守る。悪天候時のレインウエアや雪山のアウターレイヤーとして開発されているアルパインウエア。刻々と代わる過酷な環境に対応するため、優れた素材を使った機能的なウエアが求められます。(mont-bellから引用)

防風性や防水性が求められてきており、丈夫なハードシェルや軽量なソフトシェルなどがあります。防水性では、GORE-TEX製品が良いでしょう。私の信用している性能です。間違っても大きめを買うなどといったことはせず、適切なサイズを購入しましょう。











 レイヤリングシステムをしっかり理解して快適な山旅を楽しみましょう!